出張、あるいは旅先でのちょっとした移動手段は、自分の脚。
目先に飛び込んでくるマンホールの蓋のデザインが気になってしかたがない…笑

地域の特徴を活かした手の込んだデザインが多い。巷には、蓋フェチなる強者がいるくらいだからね。ちなみに、弘前市のマンホールには必ずの印が入ってて、なぜマンジ?…調べてみると、藩政時代の津軽氏の旗印を市章としているらしいのだ。という諸々の事情や情報がデザインとして蓋に記されていることがわかる。もっと突っ込んで考えると、日常の風景の一部にあって、意外と奥深い造詣が隠されていると見て取れるのが身近なマンホールの蓋といえるのではないか。町中は情報デザインで溢れかえっているということに鈍感になってしまうと、

ボ~っと、生きてんじゃねーよ!

と、チコちゃんに叱られる姿が目に浮かぶ…

投稿者

saruwatari

猿渡 浩孝
建築デザイナー(一級建築士)

1964年大阪府にて出生。
設計事務所に勤めながら独学で建築を学ぶ。建築をもっと知りたいとの思いで1992年、スケッチブックを片手に半年かけて世界旅行に出かける。
結婚を機に、岩手に移住。岩手弁にもそこそこ慣れたが、やっぱり地元大阪の関西弁をこよなく愛す。ウルトラ系のトレイルランニングレースに出るため、ランニングと水泳、時々筋トレで日々鍛錬に励む。