稲刈り(パート2)

2回目の稲刈り。

土日、雨の予報とは裏腹に、天候が持ってくれたこともあり、すでに田んぼ一つ分の稲刈りを、妻と義母2人で終えてしまっていた。

残るはあと田んぼ一つ分。とは言っても、刈った稲を干すためのハセを造らないといけない。高齢の義母と、体力に自信のない妻では、その作業自体が不可能なこともあり、自分は稲を刈るというよりは、ハセ造りがメインになる。

柱に使う丸太を田に差し込み、稲を掛ける6mほどの長い丸太を、柱に縄で結び付けていく。それを3段つくる。以前は4段だったが、自分も含め、ちっこい家族だから  脱穀作業の時に、背が届かなくなる

無事、今年の稲刈り終了。

あとは脱穀まで、台風情報に目が離せない。
以前、一度ならず二度三度と台風で稲を掛けたハセが倒されたことがある。ハセが倒れると、もう手が付けられない。一度稲を外し、ハセを立て直して、また稲を掛け直す。手間が倍かかる上に、雨で濡れた稲もいつになく重く感じる。むちゃくちゃネガティブな心理状態での肉体労働って、ホントつらい。何のバツゲームやね~ん!と。
8日の時点で、11、12日と、ホンちゃん(台風14号)が東北に上陸しそうということもあり、自宅待機の予定だった。が、なんだかヘソを曲げ急に進路を変え、発生地点まで戻っていくような

を~ぃ!

ハセづくりと稲刈り

日々の業務に加え、GWとこの時期は、妻方の田んぼの農作業が待っている。

秋晴れの中の作業。心地よい風が吹き渡り、作業も捗る。

例年、関東から妻の弟が農作業の手伝いに来てくれているのだが、今年はコロナの影響で来れないことを前提に、作付面積を減らして稲苗を植えたんだけど、男手が自分ひとりに、妻と義母の3人で結構大変(汗)

しかも、天日干しとキテるので、ハセ造りがチョ~大変!

無農薬とまではいかないにしても、極力農薬を減らし、しかも天日干しの米だから、ネットで売れば結構高値で売れるんじゃないかとw まさに、プレミアムな米なのよ!

コンバインでガガーっと一気に刈るのではなく、バインダーでひと畝ずつ刈っていき、刈った稲を手作業でせっせと集めては、黙々とハセに一束ずつ掛けていく。気の遠くなる作業。

普段は三次産業に従事し、二次産業を飛び越え、一気に一次産業に従事する

人が生きていくためには、必要不可欠な部分であり、そして何より自然に近づけ、その恵みを得ることができる。この上ない充実感と、自然に感謝という気持ちで満たされる。

そういったスタイルが、自分には合っているんだなと。
身体が動き続ける限り、続けて行ければと思っている。

葛西臨海公園クリスタルビュー

折角の東京。講師研修だけで終わってしまっては勿体ない。なので早めに岩手を発ち、葛西臨海公園に建つクリスタルビュー(設計:谷口吉生)の見学がてらシーサイドランしてきた。

あいにくの雨だったが、小雨なので傘を差しつつ、景色を楽しみながらゆっくりジョグ。

FR鋼とガラスで構成された、とてもシンプルな建築。
外皮をガラスで構成した建物は、世界各地いたる所にあるが、その中で最も身近で有名なのは、ファンズワース邸(設計:ルートヴィヒ・ミースファンデルローエ)だろう。余談だが、死ぬまでに見ておきたい建築のひとつである。

数あるガラス建築の中で、このレストハウスは好きな建築。そして何度もここへ訪れている。

FR鋼で構成された構造体が、一体的な外皮となり浮遊感を与える。葛西臨海公園駅を降り立つと真正面に、ス~ッと空に溶け込むように佇んでいる。

この傍に、同氏設計の葛西臨海水族園が建つ。
通称、ウミボウズ

岩手山トレイルランニング

先日の連休最終日に、岩手山へ行ってきた。

今年はコロナの影響で、トレイルランニングのレースはことごとく中止になっている。日々の練習に、モチベーション維持も危うい状況。コロナが流行り出し始めたころ、自分の中では今季最大のイベントとして、台湾のレース(TNF100)にエントリーしていたのだが、それが来年に延期になってしまった。

国内のレースも次々と中止になり、悶々とする日々に、入山も自粛という最悪な状況下。レースを意識して日々トレーニングを積んでいる訳だけど、それも実らないとなれば、何のための練習?という、負の無限ループに陥る。

目標は来年のレース。その目標に向かい、耐え忍びながらの練習は辛く厳しい。エエ歳こいたおっさんがインターバル錬で、最高心拍までアゲては、はぁ、はぁ、ぜぃ、ぜぃ 言いながら顔を歪め、ぶっ倒れる寸前まで追い込んだ時の虚しさを

どこにぶつければエエんや~!

山に入れないとなれば余計に、その気持ちが増長される。
そういう中での山!サイコウやん!!

もう、エエわ。山行ったる~!!
複雑な心理状況の中で、ようやく山に行けた時の解放感というのは、それはそれは、気持ちのエエもんですわw

DATA

2級建築士構造学科指導講師研修へ

構造の学科講義は、今年は合格率100%と万々歳で終え、製図講義が始まり…

週2回の登壇と2クラス分の図面添削に、講義準備(読取りからエスキス例と別案2~3案、作図見本の作成、講義の流れの把握と受講生の能力に合わせた追加講義)、会議、研修、毎回のレポート(S学院、レポート好きなんよねぇ)その合間に本業の設計業務と、製図講義がはじまってからの2カ月間、休日返上で突っ走ってきた。

それらがやっと終わったと思ったら、妻の実家の農作業(汗)

 分身の術でも、使うしかあるまいw

そんな思考に支配されつつ
明日は、学科指導講師研修で、東京のS学院本社に呼ばれている。名誉なことではあるが、自分は本来自由でありたいと思ったのが独立のきっかけで、好きなことを好きな時にヤル。そんな生き方を望んでいたハズだったのだが…

あくせく働くのは好きじゃない。というか、性に合わない。スケジュールをパンパンに、どうよオレ!ちょっとはヤッテルぜぇ~!!って、アホかと思う。(すんません、不快に思った方、全くおっさんのボヤキということで)

まぁ、食べさせてもらえるだけの稼ぎでエエねん。
って、今回のお題から遠ざかったわ~

Tハウス建て方始まる

土地区画整理事業真っ只中の、盛岡市中太田で進んでいる住宅。

その建て方が始まったので、昨日現場に行ってきた。

建坪24坪程度の建物だが、意外と大きな印象。住居系の低層地域なので、外壁後退(1m)ギリギリまで外壁をめぐらし、北側斜線をギリギリかわし最高高さが6.7mというコンパクト設計。

外壁後退ギリギリににめぐらせた外壁の中に、ライトコートを2つ擁していて、外からの視線は極力、カットするようなプランになっている。

Tハウス初期イメージ

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