令和3年度の二級建築士学科講座が、いよいよ今週末から始まる。
講座ガイダンス及び、1回目の講義は担当学科の構造なので、その準備の最中。

応力図(断面力図)がここ近年、連続で出題されていることを鑑み、3年ほど前から応力図に力を入れて教えるようにしている。本来であれば、応力計算と同時に応力図も教えるようにすれば、理解力も深まる筈なのだが、基本、合格するための講座なので、出題率が低い問題は後回しにされ勝ちなワケで

しかしここ3年程、連続で静定構造物の応力図が出題されていることもあって、計算とセットで講義している。静定ラーメンの問題のみだが、単純ばりの基本的な応力図はすでに去年の力学講座で、指導済み。本講座からは、過去問から静定ラーメンのM図とQ図を教えていく。

その甲斐あって、前年度本試験の応力図問題は、学院で正答率ダントツのトップだった!

投稿者

saruwatari

猿渡 浩孝
建築デザイナー(一級建築士)

1964年大阪府にて出生。
設計事務所に勤めながら独学で建築を学ぶ。建築をもっと知りたいとの思いで1992年、スケッチブックを片手に半年かけて世界旅行に出かける。
結婚を機に、岩手に移住。岩手弁にもそこそこ慣れたが、やっぱり地元大阪の関西弁をこよなく愛す。ウルトラ系のトレイルランニングレースに出るため、ランニングと水泳、時々筋トレで日々鍛錬に励む。