講義準備

令和3年度の二級建築士学科講座が、いよいよ今週末から始まる。
講座ガイダンス及び、1回目の講義は担当学科の構造なので、その準備の最中。

応力図(断面力図)がここ近年、連続で出題されていることを鑑み、3年ほど前から応力図に力を入れて教えるようにしている。本来であれば、応力計算と同時に応力図も教えるようにすれば、理解力も深まる筈なのだが、基本、合格するための講座なので、出題率が低い問題は後回しにされ勝ちなワケで

しかしここ3年程、連続で静定構造物の応力図が出題されていることもあって、計算とセットで講義している。静定ラーメンの問題のみだが、単純ばりの基本的な応力図はすでに去年の力学講座で、指導済み。本講座からは、過去問から静定ラーメンのM図とQ図を教えていく。

その甲斐あって、前年度本試験の応力図問題は、学院で正答率ダントツのトップだった!

構造力学講義

2級建築士で扱う静定構造物の力学の講義。今回は、応力について。

3つのつり合い条件式を使って計算するのだが、間違った箇所を後から追えるように、その計算過程をしっかり記述する!と、口角泡を飛ばしながらって、コロナ対策でマスクして喋るので、泡は飛びませんけどね  指導したことが、同じ講義を聞いた他者との比較で、どれだけの違いがあるのかを自覚させるために、2人同時に前に出てもらい、左右に分かれて計算させている。

その場で同じ内容を聴講しているにも関わらず、左と右の受講生が記述した計算過程で、これだけの違いが出る。面倒だから端折るとか、性格の問題とか、そういうことではなく、意識の問題なんだと思う。如何にそのポイントについて意識させるか?それは講師の務めであり、義務である。

本人に直接、こうして、あぁしてと喋ったところで、それを理解できないでいる受講生が実に多いこと。そういう受講生に限って、中々うまく伝わらないのである。伝わらないから、できないでいるのだろうけど。

そこで考えた末の対策として、きちんと出来ている受講生と、喋ってもそれを実践できていない受講生を、左右同時に黒板で問題を解かせることにした(上の画像)

一目瞭然!
これが、大いに効果あり!!理解できていない本人も、教室全員の前でそのことを否応なしに意識せざるを得ない状況に立たせられる。そうやっても、出来ない受講生もいることは確かで。そういう場合は、最後教室に居残りさせて

虎の穴!

での猛特訓が、待っているのである

いよいよ来年から、本講座がスタートする。それまで約一カ月もの時間が空くので、自宅学習の推進も同時に行って今回の講座を終えた。

講義準備

今週末(12/6)行う講義の最終準備。

2級建築士の構造力学計算問題は、基本的に静定構造物を対象とするため、基本を理解さえすれば誰でも計算できるようになる。ただし、計算そのものにとらわれてしまっていては、意味を成さない。せっかく力学を学習するわけだから、

何の為に?どのような仕組みで?

くらいのことは、2級建築士を志す者としては理解して欲しいし、それを理解できていれば実務でも多少なりとも役に立つ。さらに計算の意味について理解が深まれば、苦手意識を払拭できる!力学計算なんて朝飯前の、屁のカッパ!ってな具合で。

屁のカッパ?

って、どーゆー意味?カッパが屁をこく?ん??
って、そこかあぁ~ぃ!

あ、そぅそぅ
昨日、令和2年度の2級建築士の合格発表があったけど、今年の合格率はどうなんだろ?製図試験は例年のような、サプライズ的なヒネリとか何もなく、ごく平凡な内容だった。誰しもが最後まで図面を描き上げたんだと容易く想像できる。その中で、合格と不合格の差なんて、ビミョ~な僅差だったりすんじゃないかと。

と、思っていたが、なんと!
ランクⅠとランクⅡとの差は大きく、実はランクⅢとの差に開きがなかった。つまり、僅差で落ちた人は少なく、むしろ、2級建築士としてはあかんやろ~!と、確実に試験元からダメ出しされたということ。
ランクⅠ:53.1%、ランクⅡ:6.9%、ランクⅢ:32.6%、ランクⅣ:7.4%(ランクⅠのみ合格)

ちなみに、岩手県の合格者は59人/全国の合格者5,979人(製図受験者数11,253人)

今年の合格者のタイプを振り返ってみると、合格者は当然出席、宿題提出率ともに高いのは勿論だが、何が合否を分けたかと一言でいえば

素直さ!

これに尽きるんじゃないだろうか。
講師の指導を素直に聞き入れない。つまり、自分の(少ない経験)フィルターを通して物事を判断してしまう。あるいは、本人としては故意ではないんだけれど的外れなことをしてる人(いわゆる、やらかす人。性格の問題も多分に含むのでそれを直すというのは難しい)いかに真っ白な状態で、講義に臨むか?物事の吸収においての素直さと、それを素直に実践する気持ち。その過程で自分のオリジナルはなるべく排除する。要は資格取得のためには、パソコンみたいな機械になり切る!という前提が無いと、自分の考えだけでは中々取得できない国家資格といえるのではないだろうか。

何はともあれ、合格者の皆さん

おめでと~!!

講義準備

先週実施したテストを踏まえ、出席者の理解度確認はもとより、欠席者の予復習実施状況を把握するために、今週末の講義開始前に実施する構造力学ミニテストを作成してみた。平成7年度本試験の反力計算問題から1問と、静定構造物の力のつり合いについての理解状況確認のための問題と、2問用意。

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