植栽の配置確認に現場へ。

シンボルツリー(ヒメシャラ)の位置決めから。
イメージより小振りな植栽だが、枝の張り方等、大きさ以外は形が良く、将来的な剪定等の手間を先延ばせると判断し、意図的に小さめにしたのだ。まずは大まかな位置に置き、建物とのバランスを考え(程よく育った大きさを頭の中でイメージし)枝振りを見ながら向きや位置を少しずつズラしながら配置を確定する。つぎは、中庭の植栽。

ここの中庭は、リビングと和室、廊下から眺められるため、四季感をより感じさせる植栽として、イロハモミジを入れることにした。施主は、リビングの延長上としての屋外ダイニングとしても利用したいとのことだったので、配置バランスを見ながら、ある程度のスペースを確保し、少し隅に寄せてみた。

玄関からLDKへアプローチする廊下から、中庭の植栽を見る。
全貌を見せずに、チラリとチョットだけ見せるイメージ。

投稿者

saruwatari

猿渡 浩孝
建築デザイナー(一級建築士)

1964年大阪府にて出生。
設計事務所に勤めながら独学で建築を学ぶ。建築をもっと知りたいとの思いで1992年、スケッチブックを片手に半年かけて世界旅行に出かける。
結婚を機に、岩手に移住。岩手弁にもそこそこ慣れたが、やっぱり地元大阪の関西弁をこよなく愛す。ウルトラ系のトレイルランニングレースに出るため、ランニングと水泳、時々筋トレで日々鍛錬に励む。