Mハウス植栽の確認

植栽の配置確認に現場へ。

シンボルツリー(ヒメシャラ)の位置決めから。
イメージより小振りな植栽だが、枝の張り方等、大きさ以外は形が良く、将来的な剪定等の手間を先延ばせると判断し、意図的に小さめにしたのだ。まずは大まかな位置に置き、建物とのバランスを考え(程よく育った大きさを頭の中でイメージし)枝振りを見ながら向きや位置を少しずつズラしながら配置を確定する。つぎは、中庭の植栽。

ここの中庭は、リビングと和室、廊下から眺められるため、四季感をより感じさせる植栽として、イロハモミジを入れることにした。施主は、リビングの延長上としての屋外ダイニングとしても利用したいとのことだったので、配置バランスを見ながら、ある程度のスペースを確保し、少し隅に寄せてみた。

玄関からLDKへアプローチする廊下から、中庭の植栽を見る。
全貌を見せずに、チラリとチョットだけ見せるイメージ。

Mハウス完了検査

植栽等の工事がまだ残るが、ほぼ工事が完成。

ERIに完了検査申請を提出しなくてはいけないが、工事中半でIHヒーターをガスコンロに変更したため、キッチンが火気使用室に該当し、内装制限が課せられる。予め現場と施主には仕上材は、準不燃材でと指定しておいた。

完了申請と同時に、軽微な変更説明書を作成し提出する。何も変更が無ければ、特に面倒な作業ではないが、今回は換気計算書や、その他変更部分の図面を求められるので、まぁ、ちょっと面倒な作業。体裁よく作成しないといけないので、意外と時間を取られてしまう。

検査当日。
現場に10:00とのことで、30分前に着くように向かったが、すでにERIの確認検査員が来て、建物の配置確認を行っていた(汗) たまたま現場代理人が早めに来ていたようで、対応してくれていた。24時間換気等、内部確認の対応をし、滞りなく無事検査終了。

現場最寄り駅のメッセージボード。入れ替わりでテーマが決められていて、今回は、せっかく岩手さ来たんだったら〇〇買ってって!というタイトル。

ちょ
トイレットペーパーって、
をぃ!

Mハウス現場

そろそろ終盤を迎えつつある工事の現場監理へ。
田園地帯にあり、どの方向からでも視認でき、奥羽山地から吹き下ろしの強風に、常にさらされるような場所に建っている。

吹きさらしの立地のため、エントランスアプローチには風除けの壁を立てており、この壁が住まいの特徴を表しているとも言える。(画像左)

エントランス側には開口部を設けておらず、正面からは中の様子が伺えない。しかし、一旦中へ入ると中庭からエントランスホールに光が降り注ぎ、低く抑えられた天井の廊下を抜けた先には、ズドンと大きな吹抜のあるLDKに至る。意図的にボリュームを抑えた空間と、吹抜のような大きく伸びのある空間とのギャップが大きいほど、その心理的作用において、たとえ小さな間取の家であっても、奥行き感や、伸びといった、通常の家では感じられないような効果が、よりリアルに生まれる。

M邸、最終完成イメージ
フォトレタッチにて、最終的な完成イメージをつくってみた。

Mハウス

Tハウスよりも先に依頼を受けた案件。

しかし、市街化調整区域という特殊な条件のため、開発申請や、農転、更には予算調整等々で実施設計変更も何度か行い、プラン変更の度に構造の見直しで、えらく期間がかかった。設計依頼を受けたのは、去年の6月だったように思う。ファーストプレゼン資料のデータをみると2019/06/07となっているので、現場に入るまで約1年半かかったことになる(汗)

そのMハウスの現場が、ついに始まったのだ!

地鎮祭を終え、造成工事から浄化槽工事、元々田んぼだった敷地なので、地盤改良(杭工事)をし、現在は基礎工事に着手しようとしている段階。プランがちょこちょこ変わるので、柱の位置等に壁量計算書と意匠図との間に不整合か所が見つかり、その調整を行ったところ。

この、修正作業というのが厄介で、固まったプランの変更は、できることならやりたくないのは誰しもだが、要望があればその都度応じることにしている。これ、ハウスメーカーだと、ある期間を過ぎれば、絶対聞き入れてくれない。こういうところ、設計事務所ならではの融通性と言えるだろう。更に言えば

サルワタリ・アトリエ では、特にその辺り意識して設計してます!

建て主との対話がすべてを決める。建築家の意思は10%も出せれば良い方じゃないかと昔、著名な建築家が言ってたことを思い出す。

ともあれ、Mハウス現場が動き出した。

上にスクロール