2020トレイルランニングまとめ

趣味は、トレイルランニング。

山に冠雪するまでは、雪解けの5月初旬から11月上旬までは、機会があれば山に入ることにしている。しかし、2020年の今シーズンは、ちょうど山に入とうとする時期にコロナが流行り出し、未だ収束しそうな気配もなく世界を揺るがしている。

そんな渦中にあって、今年は岩手山を含む岩手県全域の山岳地帯に入るのは自粛していた。

でもやっぱり、我慢にも限界というのがって(汗)
100マイル(160キロメートル)のレースを視野に入れたトレーニングのため、累積標高(水平距離ではなく、上昇方向に何メートル上ったか)を意識して実際の山を走っておかないと、登りの強化にならないので、これまで人気のない職場近くの里山を走って気を紛らわせてきた。

夏も終盤を迎え、時は山の紅葉シーズン。仕事もひと段落したことだし

チョットだけょ
あんたも好きねぇ

10月上旬から11月頭までの約1か月間、岩手山を含む山域へと毎週山に入った。さすがに人気のある山(岩手山、紅葉時期の三ツ石山)は、ピンポイントで人が結構居たりするが、ポイントを外れると、殆ど人をみかけなかった。

里山とは全く異なる植生や山容。山の木々が紅葉する真っ只中、ひとり黙々と走ったり、歩いたり。突然の雪、降りしきる冷たい雨に翻弄し、自然の造形、彩や、匂いに意表を突かれ。脚の裏で感じる溶岩のゴツゴツした大地や、フカフカ落ち葉の感触。そのどれもが、瞬間瞬間で違う。何一つとして同じものは無く。

自然の多様性の素晴らしさに、今年も感動をもらった。
ありがとう!そして、また来年!!

葛西臨海公園クリスタルビュー

折角の東京。講師研修だけで終わってしまっては勿体ない。なので早めに岩手を発ち、葛西臨海公園に建つクリスタルビュー(設計:谷口吉生)の見学がてらシーサイドランしてきた。

あいにくの雨だったが、小雨なので傘を差しつつ、景色を楽しみながらゆっくりジョグ。

FR鋼とガラスで構成された、とてもシンプルな建築。
外皮をガラスで構成した建物は、世界各地いたる所にあるが、その中で最も身近で有名なのは、ファンズワース邸(設計:ルートヴィヒ・ミースファンデルローエ)だろう。余談だが、死ぬまでに見ておきたい建築のひとつである。

数あるガラス建築の中で、このレストハウスは好きな建築。そして何度もここへ訪れている。

FR鋼で構成された構造体が、一体的な外皮となり浮遊感を与える。葛西臨海公園駅を降り立つと真正面に、ス~ッと空に溶け込むように佇んでいる。

この傍に、同氏設計の葛西臨海水族園が建つ。
通称、ウミボウズ

岩手山トレイルランニング

先日の連休最終日に、岩手山へ行ってきた。

今年はコロナの影響で、トレイルランニングのレースはことごとく中止になっている。日々の練習に、モチベーション維持も危うい状況。コロナが流行り出し始めたころ、自分の中では今季最大のイベントとして、台湾のレース(TNF100)にエントリーしていたのだが、それが来年に延期になってしまった。

国内のレースも次々と中止になり、悶々とする日々に、入山も自粛という最悪な状況下。レースを意識して日々トレーニングを積んでいる訳だけど、それも実らないとなれば、何のための練習?という、負の無限ループに陥る。

目標は来年のレース。その目標に向かい、耐え忍びながらの練習は辛く厳しい。エエ歳こいたおっさんがインターバル錬で、最高心拍までアゲては、はぁ、はぁ、ぜぃ、ぜぃ 言いながら顔を歪め、ぶっ倒れる寸前まで追い込んだ時の虚しさを

どこにぶつければエエんや~!

山に入れないとなれば余計に、その気持ちが増長される。
そういう中での山!サイコウやん!!

もう、エエわ。山行ったる~!!
複雑な心理状況の中で、ようやく山に行けた時の解放感というのは、それはそれは、気持ちのエエもんですわw

DATA

朝陽に向かって!

趣味のひとつに、ランニング(トレイルランニングがメイン)がある。
いまはレースシーズンも終わり、年始までは休養期間と決め込んでいるので、毎日は走らないが、シーズン中はほぼ毎日走っている。

朝のランニング

前日に天気予報を調べておいて、朝から晴れる日は朝陽を浴びながら、ゆっくりジョグをすることにしている。仕事場のすぐ裏は山なので、トレイルランの練習で山に入ったり。展望台から望む岩手山が美しい。

岩手山

一日の始まりにはとても良いリズムをつくってくれる。

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