
バイタクおやじの進むルートに身を委ね、土楼を巡るというのが基本。というか、右も左も分からない土地なので、当然と言えば当然で、最初に行きたい土楼を教えた(手描きの地図)にもかかわらず、ローカルな別の土楼ばかり案内される。滞在日数が限られてるというのに、無駄に時間が過ぎていく…
目的の土楼ではないが、土楼には違いないと思って中に入ると、土産物を販売(茶葉や菓子類)している。まずは「ささ、椅子に座って、座って。お茶でもどーぞ、どーぞ!」みたいな素振りで案内される訳だが、出されたお茶が
ウマイ!
のなんのって(笑) で、ついつい、買ってしまう。
そう、これは明らかにバイタクおやじたちの罠なのだ。土産店主とグルになって、金を落とさせようとの魂胆。売上の一部が、バイタクおやじの袖の下に入るのが目に浮かぶ。
食堂が近くにあったりで、こんな山奥に便利だなぁ…と、昼食に入った食堂で呑気に注文するが、もはやボラれてるに違いない(汗)と勘繰るのは至極当然の成り行き。しかし、こんな中国のど田舎で、他に打つ手はない。完全に、バイタクおやじたちの手中にハマってしまっている。全くもってアウェイな立場上、どうすることもできない。なすがまま身を委ね、むしろこの状況を楽しむ他ないと諦めの境地。今でこそ、土楼巡りは重要な観光資源として、さまざまなツアーが組まれていると思うが、いずれハメられているのは、今も昔も同じだろうと思われる。意に介さない所で降ろされ、時間を浪費するに違いない。これは北京での万里の長城ツアーの出来事然りである。