中国研修旅行記・周荘

2008年、当時の事務所スタッフに中国にでも行く?
良いですねぇ!
んで、どこが良いかなぁ?

ということで、2008年当時の事務所研修旅行をまとめてみたい。

中国には沢山の見どころがあって、個人旅行で何度か行った経験があるが、その中でも雲南省にある「客家土楼」は是非ともみてみたい土着建築だった。しかしながら40年近くも前の当時では、僻地にあるということくらいしか情報がなく、個人旅行で行くにはハードルが高すぎたし、そもそも未開放地区に指定されていたはず。学術調査等の理由でしか許可が出なかったのではないだろうか?

土楼の写真をスタッフに見せるや否や..
 ちょっと、行ってみたいです!
行く気満々..汗

そういう理由で個人旅行時には断念した土楼だが、事務所研修旅行当時の2008年には、多少なりとも情報が出回っていた。それでも今のようにネットでの情報は少なく、旅の参考になったのは、このガイドブックだった。

土楼が建つ場所の情報はあっても、そこへ行く手段が具体的に書かれていないので、ある程度の交通手段を把握し、あとは現地にて手探りぶっつけ本番の旅となった!

世界一周の旅(西双版納5日目)

11apr1992(sat)晴れ

7:00起床

昨日、中国ビザの延長申請を済ませ、即日発行して貰った。
今日は少し足を伸ばし、大勐罕(ダーモンロン)へ行くことにした。

なぜそこへ行こうと思ったかは、当時の日記には記されて無かった。スケッチを見返したりネットで調べてみたりすると、景洪市郊外の墓廟(曼飛龍白塔)が有名で、漢民族がはびこる中国にあって、少数民族の集落が点在する珍しい地域ということらしく、それで興味を引いたのだろうと思う。集落を見て歩くことも、今回の旅のテーマである。

オンボロミニバスで片道60kmの道のりだが、未舗装で超悪路の連続。まともに座ってられず、体力と精神力を削られるのはいつものこと。これが普通と思えてしまうから、慣れというのは恐ろしい

集落にはこのような高床式の住居が建ち並び、独特の風景を形成する。人々は床上の空間で生活し、床下の空間は、物置や家畜の飼育場所になっている。

構造を竹で、屋根を茅で葺くこの形式が、昔ながらの住居。文字通り「竹楼」というらしいが、この当時の時点で、構造材に竹を使わなくなっている。

ホテルに戻り、近くの食堂で夕食。
ちょっと頼み過ぎた..

西双版納6日目へつづく..

出費:バス代(片道)5.7元、宿泊代10元、朝食(米線)0.5元、昼食(豚とピーマン炒め、米飯、啤酒)6元

世界一周の旅(昆明~西双版納)

06apr1992(mon)晴れ

バスで、西双版納へ移動途中の甘荘村で、思いもよらぬ強制宿泊

思茅への途中の集落に建つ、不思議な建築物。

泊まった旅社で、南京虫に腹をヤラれ痒い。一旦、南京虫に食われると、かなりの日数尾を引き、しばらく跡がクッキリと残ってしまう。ちなみに、半年後の旅の終わりまでずっと跡が残った。

バスに乗り込み出発する。
未舗装路の上、ヘタったサスペンションでは振動が直接ガツン!と、お尻に響く。ガタガタ揺れる度に首がぐわんぐわん揺らされ、生きた心地がしない。早く西双版納に着け!早く西双版納に着け!と念仏のように心でとなえる。

で、やっぱり途中の村でバスが停まる。明らかに動こうとしないので、トイレ休憩ではないことくらいわかる。おぃ、おぃ、まさか

まさかの!強制宿泊って、を~ぃ!!
今度は、ニコニコ顔ではフロントが宿泊許可を出してくれない。外国人は泊まれないという。出たよ、出たよ~!あの忌まわしい外国人宿泊拒否!やめて欲しい、こんな田舎町でどうすんねん!と、中国の片田舎の中心で、

どないすんね~ん!

と、叫びたい。訴えたい。
途方に暮れかけた時、台湾観光客がたまたま居合わせ、外人が泊まれるホテルを尋ねてくれ、一緒に泊まってくれるという!地獄に仏とは、まさにこのこと!!ホッと胸をなで下ろした。

道端の道標を確認すると、ここは思茅という村らしい。
甘荘~思茅、行程約280km。ようやく明日こそは、西双版納だと思うことにして寝る。

つづく

<支出>
朝:なし
昼:麻婆豆腐、牛ネギ炒め、米飯 計5.5元 ※牛肉ネギ炒めも良く食べてる
夜:豚の耳、牛タン、水餃子、ビール 計5元
宿泊費(台湾観光客とシェア):5元/人
タバコ、ペプシコーラ 計5.5元
合計:22元(539円)

世界一周の旅(昆明~西双版納)

05apr1992(wed)晴れ

3日、西双版納行きのバスチケットを求め、昆明市内を彷徨った。

ようやく探し出したチケット売り場で乗車券を買おうとしたが、機械が壊れていて発券できないとのことで、翌4日、やっと乗車券を入手。(ペラッペラの透けるような紙製の乗車券)当時の中国はそんな感じで、チケット入手が本当に大変だった。昆明~西双版納までの行程、約660kmのバス代50元(1,250円)

ホテルの窓から

朝5時頃、目が覚める。身支度をし、バスターミナルへ向かう。
8時10分、バスが発車。これ本当に走るの?って状態のポンコツ車。バスの中は狭く、お決まりの様にやっぱり硬い座席の上、身動きできないくらい、ぎゅうぎゅう詰めにされる。陸路での移動は、とにかく耐える!こと。忍耐が必要。様々に変化する景色を楽しむ余裕すら殺がれる設備と環境。

デコボコ道の反動で尻が浮くくらい飛び上がる。その度に首がぐらんぐらんと左右に揺れる。しっかり力を入れてないと、ムチ打ちになりそうだ。

夕刻前、バスがとある町で停まり、皆ぞろぞろと降りていく。え?なに?この時間に??クエスチョンマークが、ぐわ~ん!と、怒涛の如く押し寄せる。

全員、とある建物に入っていく。一緒に中に入ってみると、どうやらここで宿泊するらしい。

をぃ、をぃ!
聞いてないよ~!!

当然、ホテル代込みのバス料金ではないので、各々フロントで受付を済ませ、各部屋に散っていく。物凄い片田舎の中国の中心で

中国語も話せない日本人が、どうしろっちゅうね~ん!

と、とりあえず叫びたい。
ほんと中国、どうなってんか分からん。ワケの分からぬままその流れで、フロントで適当にニコニコして、お金を払って部屋に行く。朝から何も食べてなかったので、猛烈に腹が減ってることに気付き、外へ出て食堂を探す。

道端に「甘荘」と書かれた看板が立っている。そこでようやくここが甘荘という所だと知る。そんな日程だとは知らされずにバスに乗ったものだから、夜通し走るのだと思っていた。そこは、バスで昆明から南西へ230㎞ほど走ったところに位置する小さな村だった。

ちなみに、GoogleMapsで調べてみると、現在は高速道路が通り、昆明から車で2、3時間で行けるようだ。

つづく

金銭出納
朝:なし
昼:なし
夜:牛ネギ炒め、白菜炒め、米飯、ビール 計5.2元
タバコ8元、ペプシコーラ1.25L(5元)、落花生7角、旅社(ホテル代)6.1元、シャワー5角 合計25.5元(626円)
※ホテル代6.1元よりタバコ(マールボロ)8元の方が高い!

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