25mar1992
いま世界を揺るがす、コロナウイルス発生地とされる武漢。

長江をそのまま武漢から遡るため、明日出航予定の重慶までのフェリーチケット確保のために、武漢に1泊することに。「地球の歩き方」に載ってる宿を探すが見つからず、適当に目に入った旅社へ飛び込む。1泊シングル8元(約200円)に決めた。ここの支配人のおっちゃん、めちゃくちゃ親切で、フェリーのチケット売り場に案内してくれた上に、ついでに市内の色んなところを案内してくれた。

明日、夕方出航の3等フェリーチケット(2段ベッド )が買えた。料金は235元。日本円で5,800円ほど。外国人のため、かなりボラれたが仕方ない(当時は、外人料金設定があったため)

晩御飯は街中の飲食店でと思ったが、オレが作るメシの方がずっとウマイぜ。みたいな感じで、宿の支配人に強引に押し切られ、断り切れず宿で晩飯をとるハメに。

安宿のためか、夜中に南京虫に数か所身体を食われ、シャレにならないくらいこの後ずっと、旅の終わりまで跡が残ったことをいまだに覚えている。

投稿者

saruwatari

猿渡 浩孝
建築デザイナー(一級建築士)

1964年大阪府にて出生。
設計事務所に勤めながら独学で建築を学ぶ。建築をもっと知りたいとの思いで1992年、スケッチブックを片手に半年かけて世界旅行に出かける。
結婚を機に、岩手に移住。岩手弁にもそこそこ慣れたが、やっぱり地元大阪の関西弁をこよなく愛す。ウルトラ系のトレイルランニングレースに出るため、ランニングと水泳、時々筋トレで日々鍛錬に励む。