世界一周の旅(重慶~昆明)その3

1apr1992(wed)くもりのち晴れ

少し間が空いてしまったが、重慶からボロボロの列車に乗り込み、大丈夫か〜ぃ!と不安になったところからの話しの続き。

で、やっぱり中国人の喧騒とゴミの山。どこへ行っても、ウルサイことと、ゴミの山はつきまとう。種好きなことは前にも書いたが、スイカ、ヒマワリ、カボチャあらゆる種や、果物の皮、食後のゴミといった食べ物のカス類が、床のいたるところに吐き捨てられる。歩く隙間もないほどに。

そのゴミを、服務員のおばちゃんが定期的に、通路の中央部へとうずたかくてんこ盛りに積み上げては去っていく。

を〜ぃ!片付けへんのか〜ぃ!!

列車と列車の連結部には、トイレがあり、給湯器(ボイラー)まで備え付けてある。いつでもお茶が飲めまっせ~!と、言わんばかりに。実際、中国の人々はお茶好きで、みんなコーヒーの空き瓶?を持ち歩いている。空き瓶に茶葉とお湯を入れる。それを常に携帯し、ちびちびと飲んでは、蓋を閉めしている。おにーちゃん、おねーちゃん、おっちゃん、おばちゃん、おじいちゃん、おばあちゃん、ほぼ全員がそのスタイル。中には花柄の陶器製蓋つき巨大マグカップみたいなものを持ってる人も居るが、大体はインスタントコーヒーの空き瓶だ~!

つづく

Tハウス板張り外壁の塗装

外壁板張りの塗装と、内部塗装関係の確認、リビング吹抜ペンダント照明の位置決め。

外壁はやはり折角の板張りを塗りつぶしてしまうというのは止めにし、もう少し板が太陽光で焼け、落ち着くまでギリギリ待ってからの決定とした。いずれ、下地の板目が分かるようなイメージで、薄く着色をする予定(上記レタッチ画像)

あ、そうそう。そもそもここは22条地域なので、法令上、外壁は不燃材で仕上げなければいけないので、当然木材の板は張れない。しかし画像左側の防火袖壁を設けることで、緩和されるのである。

ペンダント照明の位置は決めてきたが、高さ方向(配線の長さ)は後日、内部足場が外れるギリギリの段階で決定することに(画像右)

工事も大詰め。内部クロスと、設備機器の設置、アプローチを兼ねたインナーガレージの土間コンを打設したら、いよいよ竣工だ。

2級建築士講座講義準備

前回の研修に続き、来月6日から学科講座が始まる。

本講座は来年からだが、それとはまた別枠で設定された講座をおこなう。法規IIと構造IIIのみ。先ずは苦手意識を持ちやすい科目に特化した先行講座。構造を教えているので、その準備を始める。今回は、力学初歩の問題(反力と応力)これをベースに、トラスや応力度計算へと発展していく最初の段階。

この講座の自分としての目標は、問題を解く力を身につけるのはもとより

何より力学を好きになって欲しい。この1点のみ!!

力学問題を解くのが楽しくなれば、2級学科なんて屁のカッパ!しかし、この初期の段階で躓くと学習そのものが億劫になる。特に2級建築士の受講生は、そんな傾向が強いように思う。

力学なんて簡単さ!って、言わせてみせる!!

第1回東北建築大賞2020-1次審査を終えて

昨日(11/23)無事、第1回目の東北建築大賞1次審査会を終えた。
建築界のビッグネームが名を連ねる中の審査会だったため、司会進行に物凄く気を使った。

発表3分、審査員長の山本さん、審査員の渡邊さんからの質疑2分。作品応募が予想を遥かに上回ったため、1日で終わらせるための時間配分ということだったが

時間配分なんて、もぅお構いなし

あ~!そんなのかんけーねぇ!!

って感じで。
どんどん時間が押される。司会役の自分に、捲け!捲け!との合図や指示が出るが、坂茂さんなんか、10分以上喋って、それでもまだしゃべり続けようとするので、捲け!捲け!と、振られるが、プリツカー賞受賞の建築家に、そんなん言えんわ~!!他人事やと思って!

心臓に毛でも生えてたら別だけど

審査員長の山本さんが、坂さんこの辺でと制してくれたから良かったものの、そうでなきゃ、まだまだ喋りそうな感じたった。そんなこんなで、発表と質疑が終えたのは予想を遥かに超える2時間オーバー。もぅ、笑うしかないそこから、メインの公開審査が始まる。

またこれが、作品数を絞るのに相当時間が掛かった。東北は全ての県が広大なので、作品数をある程度絞らざるを得ない。距離と時間、利便性を考慮しつつ、2次審査対象作品の絞り込み。7作品程度の枠だったが、何とか10作品に納まった。というか、納めた。

次回、2次審査が始まる。岩手県は4作品が候補に挙がった。

朝の9時から会場設営、12時から作品発表、公開審査、総評を終えたのが夜の7時頃。10時間もの長丁場!わぉ!! その後、翌日の催しに伴うレイアウト変更や撤収作業を手伝い、盛岡の事務所に戻ったのが夜の11時。

苦手なロープレに始まり、不慣れな司会進行役と、蛇に睨まれたカエルの心境で、四六時中、生きた心地がしなかった3連休だったとさ

Tハウス外壁木部塗装の検討

着色するか否かの検討の前に、やはり現段階で予算上ウヤムヤになっている、植栽の再検討をちょっと打診してみる。

下段左の画像(クリア塗装)、やはり植栽を入れれば、木部のナチュラルさを出しても良いかと思う。上段左の画像(茶系濃色塗装。木部は透けてみえないように濃く着色)は、ちょっと違う気がする。せっかく外壁を板張りにした意味が無くなってしまっている。
下段左の画像(茶系薄色塗装。木部の下地が透けてみえる程度の着色)が、絵的にはシックリくるのではないかと目論んでいるのだが

何分、予算あっての工事なので、強制はできないけど。やっぱり植栽が入った方が良いよねぇと、誰が見ても判断できるかと思うのである。

第1回東北建築大賞2020

明日の講師研修の後、日曜を挟み翌月曜が、第1回東北建築大賞2020。

なんだかんだで、建築賞の司会進行役をやらされるハメになった。
イヤ、これも実に困った案件

前年度までは、東北住宅大賞だった。東北に建つ住宅作品が主題である。今回から、一般建築物を扱うようになり、東北建築大賞と賞を改めることになったワケだが。

言葉が悪いが、前年度まではローカルな催しと認識していたが、一般建築部門の賞ということで、応募者は結構なビッグネームが名を連ねている。一気にハードルが上がった感は、否めない。そもそも審査委員長が、山本理研さんだしをぃをぃ。誰が、頼んで~ん!!

一言一句に神経を集中させ、噛まないようにしないといけないし、審査を滞りなく進行させないといけない。発表時間3分、質疑2分の枠が決まっている。この枠を大きくはみ出した時にどう対応するか?ツッコミ入れるのか?否か?

もぅ、考えると気持ちが萎えそうなので、当たって砕けろ!

って、を~ぃ!
砕けちゃイカン、イカン

つーことで、気を引き締めないとイケナイ、心休めない連休なのであった。
疲れるわ~

11月23日(月祝)11:00~
残念ながらコロナ対策上、一般観覧はできません。

11月24日(火)~25日(水)
アーキテクツウィーク2020

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