令和3年度講師研修

今年度の、建築士資格試験の講師業がスタートする。

まずは、講師研修が明日に控えているのだが。
自分の苦手な、ロールプレイングがメインの研修テーマ。「ロープレ」やな響きだ。一般受講生を前にするのと、受講生役の講師を前にするのとでは、全然ちゃうやん!テーマ(指導場面)が決まっていて、そのテーマ毎に演じるワケなんだけど。アクターになり切れ!と自分に言い聞かせるが、コレが中々なり切れないもどかしさ。毎回、毎年

指導講師という立場上、気負い過ぎてワケが分からなくなる。考えていたことが、全部ふっ飛ぶ  人を前にして何かを喋る時にだけ、引っ込み思案な性格がモロに露呈し、昔からこういうの得意じゃなかった。これを、毎年ヤラされる。つらい、とてもとてもツライ

あぁ、イヤだ。イヤだ。カボチャやジャガイモを前にして喋るつもりでとよく言うが、そんなの絶対ムリ~!!

だって

人間なんだもの(相田みつを)

Tハウス現場打合せ

照明位置、内外塗装色、畳表地、クロスについて現場打合せ。足場が外れないと全体のイメージが掴めないので、外壁木部の塗装のみ未決定。

上の写真、外壁木部のイメージは茶系と考えていたが、現場を見て、木の素朴な自然感を表現してみるのも悪くないかなぁと思い直し、クリア、茶系2色の3パターンのサンプルを依頼し、それを見た上で次回の決定とした。

右の画像のように、そもそも当初はこんなイメージだったけど、考えていた窯業系の外装材ではかなりの予算オーバーとなるため急遽、金属系の外装材に変更した。これに伴い、外装色が全く違うブラックを選ばざるを得なかったという経緯がある。

画像左下が当初考えていた窯業系外装材。色味はグレーっぽいが、減額のため画像右の金属系外装材(ブラック)に変更。写真では、光の加減で同系色に見えるが、全く別物。ちなみにどちらもGOOD DESIGNに選ばれたようだ。なので材料的には、メーカー主導のものではなく、外部デザイナー集団により、公に認められた製品であるため、その見栄えや製品自体の信頼度は大きいはず。

で、木部の塗装に話しを戻すと、木のナチュラル感を出すクリア塗装を施すには、植栽との一体感が欲しい。3本の植栽を木部前面に配置する計画としているが、予算の都合もあり、現在はウヤムヤになっている。植栽の有る無しで、建物の印象を変えてしまうし、今回の木部の配色にも影響するようにも思う。

チョコっと、木部の塗装イメージをラフ(強引)に現状の写真を元にレタッチしてみる。
やはり、足場が外れないとダメねぇ
ただ言えることは、木部そのままの素朴な印象を表現とするには、やはり植栽が無いと建物ベースとなるブラック色との対比を考えると、浮き過ぎてしまうような感じ。

明日、足場がすべて外れて建物全景が現れるというので、現場打合せを予定している。ファサードを撮影し、少し詳細に完成後のイメージを作って検討したいけど、明日は、雨の予報

もうひとつの趣味

10年ほど前から、フラメンコ音楽を聴くようになった。

最も好きなアーティストが、パコ・デ・ルシアに、ビセンテ・アミーゴ。どちらもフラメンコギタリスト。もちろん、歌、踊りも好きで、普段の仕事中も、フラメンコ音楽を聴きながらだったり。

ずっと前に、NHKで沖仁(日本を代表するフラメンコギタリスト)を観て、感動したことがきっかけで、フラメンコギターに魅せられた。歌も踊りも情熱的だけど、ギターも負けず劣らず圧倒的に情熱的!手の動きや、弾き方、音の響きやリズムの複雑さに魅了された。

そして、月日が流れ

走ることや登山、旅行や絵を描いたりすること以外にも、違った音楽的要素の趣味も人生においては必要ちゃうんと、一念発起!フラメンコギター買っちゃいましたよ!

自分、背がちっこいので、手も相対的にちっこい。なので、結構前にミニアコギを買い、一応フラメンコギターの練習してたんだけどね。どうも、続かない
だけどやっぱり、フラメンコ音楽を聴くたびに、エエやん!フラメンコギター!!ってなる。

これは続けるためにはアコギではなく、ちょい良さ気なフラメンコギターを買うのがエエんちゃうか?!フラメンコらしく1~3弦がクリアに響くやつや~!!

とは言っても超初心者なので、そんな高いの買えんっちゅうことで、ネット検索したらYAMAHAのフラメンコギター CG182SFと、Cordobaの F7 Paco という、値ごろ感のあるモデル2つが候補に上がった。Cordobaのパコって、ルシアちゃうの!迷いもなく、Cordoba F7 Paco に決定!

お酒を嗜んだ夕食後、練習をと思い、まずはチューニングしようと6弦の音合わせ。ペグをグイグイ回しても6弦の音が合わない。ん??

ぶちぃい~ん!

って、4弦が切れた。え?なんで4弦切れるん~!
6弦のペグのつもりで4弦のペグを回してたというオチ  買って間もないというのに、新しい弦を買ったとさ。とほ。

2020トレイルランニングまとめ

趣味は、トレイルランニング。

山に冠雪するまでは、雪解けの5月初旬から11月上旬までは、機会があれば山に入ることにしている。しかし、2020年の今シーズンは、ちょうど山に入とうとする時期にコロナが流行り出し、未だ収束しそうな気配もなく世界を揺るがしている。

そんな渦中にあって、今年は岩手山を含む岩手県全域の山岳地帯に入るのは自粛していた。

でもやっぱり、我慢にも限界というのがって(汗)
100マイル(160キロメートル)のレースを視野に入れたトレーニングのため、累積標高(水平距離ではなく、上昇方向に何メートル上ったか)を意識して実際の山を走っておかないと、登りの強化にならないので、これまで人気のない職場近くの里山を走って気を紛らわせてきた。

夏も終盤を迎え、時は山の紅葉シーズン。仕事もひと段落したことだし

チョットだけょ
あんたも好きねぇ

10月上旬から11月頭までの約1か月間、岩手山を含む山域へと毎週山に入った。さすがに人気のある山(岩手山、紅葉時期の三ツ石山)は、ピンポイントで人が結構居たりするが、ポイントを外れると、殆ど人をみかけなかった。

里山とは全く異なる植生や山容。山の木々が紅葉する真っ只中、ひとり黙々と走ったり、歩いたり。突然の雪、降りしきる冷たい雨に翻弄し、自然の造形、彩や、匂いに意表を突かれ。脚の裏で感じる溶岩のゴツゴツした大地や、フカフカ落ち葉の感触。そのどれもが、瞬間瞬間で違う。何一つとして同じものは無く。

自然の多様性の素晴らしさに、今年も感動をもらった。
ありがとう!そして、また来年!!

Tハウス現場

以前、建物一部の外壁材を間柱(杉材)で仕上げると書いたが、その外壁が張られていた。もっと荒々しいものを想像していたが、意外と普通の羽目板と変わらない。羽目板との違いは、値段が安価であること、死節があるか否かという品質上のこと、一番の違いは板の厚み。間柱なので、30ミリもあってぶ厚い。一方、羽目板は12~18ミリ程度と薄い。この違いは大きく、板が薄いと反ったり、板同士に隙間が出来たりする。構造材なので、ほぼ気乾状態と含水率も低く、板に厚みがあるので、変に反ったり隙間が出たりすることが少ない。

これは結果的に、中々にグッドチョイスだったと思う。

あとは、板材の色味が均一になるように、木材保護塗料を施す予定。

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