開口部の検討

基本設計や初期のコンセプトに基づき、概ね決めていた開口部について再度、詳細に検討しているところ。居室があるから窓を設けるという発想ではなく、光や風の入り方、外部との関係性を方位や時系列に配慮しつつ、スケッチや図面、さらには模型を作りながら立体で考え、最終決定する。

光というのは、闇、影との相互関係にある。影があるからこそ、光の意味合いを肌で感じられるのだと思い設計している。設計者自らの経験値に基づく感覚的な側面もあり、中々単純にはいかず、かなり神経を使う部分でもある。

設計の要は、平面計画も当然大事だが、断面構成や開口の扱いであると思っている。開口の扱いひとつで、同じ空間でも意味が全く違うものになるものである。

ようやく実施設計に

予算調整のために結構な時間を要した基本設計も終わり、実施設計へ突入した。

基本になる断面方向の高さ寸法を最終決定し、ファーストプレゼン時に出したファサードイメージやプロポーション、見え方等々…検証を行いつつ、矩計を描く作業。

ヘンナカオシリーズ

昔の人は、日本のハニワ含め、ユーモアの天才なのか!

題名:へんなオバサン、ハダカでそらを飛ぶ
上にスクロール