Tハウスよりも先に依頼を受けた案件。
しかし、市街化調整区域という特殊な条件のため、開発申請や、農転、更には予算調整等々で実施設計変更も何度か行い、プラン変更の度に構造の見直しで、えらく期間がかかった。設計依頼を受けたのは、去年の6月だったように思う。ファーストプレゼン資料のデータをみると2019/06/07となっているので、現場に入るまで約1年半かかったことになる(汗)
そのMハウスの現場が、ついに始まったのだ!
地鎮祭を終え、造成工事から浄化槽工事、元々田んぼだった敷地なので、地盤改良(杭工事)をし、現在は基礎工事に着手しようとしている段階。プランがちょこちょこ変わるので、柱の位置等に壁量計算書と意匠図との間に不整合か所が見つかり、その調整を行ったところ。
この、修正作業というのが厄介で、固まったプランの変更は、できることならやりたくないのは誰しもだが、要望があればその都度応じることにしている。これ、ハウスメーカーだと、ある期間を過ぎれば、絶対聞き入れてくれない。こういうところ、設計事務所ならではの融通性と言えるだろう。更に言えば…
サルワタリ・アトリエ では、特にその辺り意識して設計してます!
建て主との対話がすべてを決める。建築家の意思は10%も出せれば良い方じゃないかと昔、著名な建築家が言ってたことを思い出す。
ともあれ、Mハウス現場が動き出した。