予算の再すり合わせ

予算との折り合いがつかないまま打合せを終えた。
あり得ないくらいかなり限界に近い数字を減額したが、インフラの部分で未確定事項があるために、もうひと越が欲しいということで、更に見積額を詰める方向で次回へと持ち越してきた。

プランはこのまま進めて欲しいとのこと。建築部分は前回の打合せで切り詰められるところは切り詰めており、残すところは設備廻りのみ。キッチンや洗面台の仕様を変更したり、既製品を造付で大工工事とした提案に変えてみたり…これに併せ、プランの部分変更とか。

建物イメージはそのままに、考え得る削り落とせる部分はとことんまでそぎ落とし、コストパフォーマンスは限界にきているので、かなりシンドイが、一応目途を立ててみた。

設計は、単にデザインだけでは成り立たず、特に住宅という建築タイプはコストとの闘いが常につきまとう。コストバランスに対するセンスも問われるのだ。

打合せ準備

夕方からの打合せに備え、少し前に考えた減額案のプランについてまとめる。

面積を縮小する方向で基本的には考えたが、2階が中々まとまらず、この部分についてと、面積縮小した案での金額について方向性を話し合う予定。面積を縮めると何かしらの負の方向へと思考が片寄るのは誰しものこと。なので、付加価値を見出せる案にしなきゃいけないというところもミソなのよね。

縮小案のエスキス
M邸計画案
上にスクロール