JR国分寺駅で降り、ここからランニングがてら、いくつかの建築を見て回る。
最初に駅近くに建つ、藤森さん設計のチョコレートハウスとトタンの家を見る。個人宅(トタンの家はギャラリー)なので外から拝見。
外壁に張った、鋼板の波打った感じがとても良かった。手で一枚一枚グニャグニャ曲げながら張っていくのをどこかの雑誌でみたことがある。この建築の持つ独特なエネルギーは、そのとてつもない労力の裏に隠されているのだ。
ジロジロウロウロしながら写真撮ってると怪しい人物と誤解されかねないので、ササっと済ませて5kmほど住宅街を走り抜け、次のなかまちテラスへ向かう。
なかまちテラスというので、もっと大きな施設をイメージしていたが、意外とこじんまりした小平市の図書館だった。(手前の交番と比較してみると規模の程度が良くわかる)この折り重なるボリュームを平面に持つ形式は外観こそ違うが、同氏設計のすみだ北斎美術館(右画像→)と考え方は全く同じ。重なったボリューム相互の空いた外部空間を、路地のように見立てている。
この重なったボリュームの隙間が、路地になっている。外装のエキスパンドメタルを公共施設に使うって、ちょっとどうかと思ってたけど。遠目には違和感ないけど、近づいてみると、やっぱりチープに見えたりする…工事中の現場みたいで 汗
ここから、三鷹辺りから多摩湖へと延びる多摩湖自転車道を約10kmほどひたすら走り、前回書いた多摩湖霊園管理休憩棟、狭山の森礼拝堂へと向かう。
東京